子育ての中で避けて通れない「イヤイヤ期」。
我が家の末っ子も絶賛イヤイヤ期をむかえております・・・
何を言っても「イヤ！」と言われたり、思い通りにいかないことが続くと、イライラしてしまうこともありますよね。
この記事では、イヤイヤ期に悩む親御さんに向けて、子どもの発達心理や具体的な対策を紹介します。
子どもの成長を理解しながら、心穏やかに向き合うためのヒントを見つけてみませんか？
イヤイヤ期の本当の姿とは？
イヤイヤ期は、1歳半から3歳頃の子どもに見られる「自己主張」の時期です。
例えば、「お洋服を着て」と言うと「イヤ！」、「ご飯食べよう」と言うと「食べない！」。
どんなに簡単なお願いでも否定されることがあります。
イラっとしてしまう…しかし、これは子どもの成長の証でもあります。
この時期は、自分の意思を持ち始めた証拠。親としてはとても大変ですが、嬉しいことでもあるんです。
なぜイヤイヤ期が起こるの？
イヤイヤ期の背景には、子どもの発達心理が深く関係しています。
1. 自己主張の発達
子どもは1歳半頃になると、自分で決めたい気持ちが芽生えます。
しかし言葉やスキルが未熟なため、思い通りにいかないフラストレーションが「イヤ！」という言葉で表現されます。
2. 自立心の成長
「自分でやりたい！」という気持ちは成長の一環。
例えば、おもちゃを片付けるときも、親が手を貸すと「イヤ！」と反発することがあります。
大人でも、誰かに勝手に手を出されると不快になることがありますよね。
それと同じです。
3. 感情のコントロールが未熟
この年齢の子どもは感情をコントロールする力が未発達です。
そのため、気持ちをうまく伝えられずに怒りや悲しみが爆発することも。
親としてできること：イヤイヤ期の解決策
1. 共感の姿勢を大切に
まずは、子どもの気持ちを受け止めましょう。
「そうだね、それは嫌だったよね」「自分でやりたかったんだね」と共感することで、子どもは「分かってもらえた」と安心します。
2. 選択肢を与える
子どもが「イヤ！」と言いやすい場面では、あらかじめ選択肢を用意しましょう。
例えば、「青い服にする？それとも赤い服？」と選ばせると、子どもが主体的に決められます。
3. 冷静に対応する
イヤイヤ期は親も試される時期です。子どもが泣き叫んでも、一呼吸おいて冷静に対応することが大切です。
無理に感情をぶつけるのではなく、子どもが落ち着くまで待ちましょう。
今日からできる！対策3選
1. 子どもが好きなことを活かす
例えば、お片付けを嫌がる子には「おもちゃをお家に帰してあげよう！」とゲーム感覚で誘うと効果的。しないと行けないけど子どもが「イヤ」と言いそうなことは遊びにして誘いましょう♪
2. ルーティンを作る
毎日のスケジュールを決めて、安心感を与えましょう。秩序感の強い時期なので「いつも同じ」がポイントです！次の行動の見通しが立つと行動もスムーズになりますよ。
3. 親もリフレッシュする時間を確保
イヤイヤ期は親の心の余裕がカギ。大変な時期なので家族や友人に協力を頼んで、一人の時間を作ることも大切です。
イヤイヤ期は親子の成長のチャンス！
イヤイヤ期は大変です！！しかし子どもが自己主張を学ぶ大変な時期、親として成長するチャンスでもあります。
「この時期があったから、子どもはこんなに成長したんだ」と、いつか振り返ったときに笑顔になれるはずです。
子育てに正解はありません。
悩んだときはこの記事を参考にしながら、少しずつ試してみてくださいね。
コメント