「すごいね!」はもう卒業? モンテッソーリ流“認める声かけ”とは

「すごいね!」「えらいね!」
――つい口にしていませんか?

こんにちは。モンテッソーリ教育講師で、四姉妹の母、時々漁師のゆか先生です。

子育て中、子どもが頑張ったときに、思わず出るこの言葉。
実は、子どものやる気や自立心にブレーキをかけてしまうことがあるんです。

でも大丈夫。
今日のブログを読めば、すぐにできる“声かけチェンジ”で、子どもの内側からやる気が育つヒントが見つかります✨


目次

なぜ「すごいね!」が逆効果になるの?

褒めて育てるっていいことだと思いますよね。
でも「すごいね!」という言葉だけを繰り返していると、こんな影響が出てくることがあります。

  • 褒められたいから頑張るようになる
  • 誰かに見ていてもらえないとやらなくなる
  • できたことよりも、評価が気になるようになる

つまり、「誰かから評価されること」が目的になってしまうんですね。

モンテッソーリ教育では、子どもの内発的動機(=自分のためにやりたい気持ち)を大切にします。
そのためには、「結果」ではなく「過程」に目を向けることがカギなんです。


「すごいね!」から「認める声かけ」へ

では、どう声をかければいいのでしょうか?

大切なのは、「何を頑張ったのか」「どんな工夫をしたのか」を伝えること。
そうすることで、子どもは「自分の行動がちゃんと見てもらえている」と感じ、自己肯定感がぐんと育ちます。

たとえば…

  • 🎨【絵を描いたとき】
    ❌「すごいね!」
    ✅「いろんな色を使って描いたんだね!」
  • 🧸【おもちゃを片付けたとき】
    ❌「えらいね!」
    ✅「最後まで自分で片付けたね!」
  • 🧺【お手伝いしてくれたとき】
    ❌「助かる〜」だけで終わらない
    ✅「自分から気づいてお手伝いしてくれたんだね」

このように、具体的に“行動”に注目して伝えることで、
「褒められるからやる」ではなく「自分がやりたいからやる」へとシフトしていきます。


今日からできる、認める声かけ3ステップ

  1. 結果ではなく、過程に注目する
  2. “何をしたのか”を具体的に言葉にする
  3. 「自分で気づいて動けたこと」を見逃さず伝える

たったこれだけで、子どもとの関係も、子どものやる気も変わってきます。


まずはひとつ、変えてみませんか?

声かけは、今日から変えられます。
意識するだけで、子どもとの会話がもっとあたたかく、前向きなものになるはず。

次にお子さんが何かに取り組んでいたら、
「すごいね!」の代わりに、その子の頑張りや工夫に注目した言葉をかけてみてください。

「ちゃんと見てもらえてる」
そう感じた瞬間、子どもは自信を持って、次の一歩を踏み出してくれるはずです🌱

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この記事を書いた人

よしだゆかのアバター よしだゆか 共育コンシェルジュ®️ モンテッソーリ講師

四姉妹の母。モンテッソーリ教育をベースに、これまでに8,500人以上の親子をサポート。子どもの“生きる力”を育む関わり方を、講演・講座・個別相談・メディア出演などを通じて伝えています。
また、親子向けの体験型イベントを多数企画・運営し、企業・自治体との連携実績も多数。こうした地域密着の活動が評価され、「令和5年度「大分県女性のチャレンジ賞」」を受賞。

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