【叱らない子育ては間違い?】なんでもOKがNGな理由と“伝える”関わり方のコツ

「叱らない子育てがいいって聞いたから…」
そう思って、子どもに何も言わずに受け入れていませんか?

こんにちは!モンテッソーリ講師、四姉妹の母、時々漁師のゆか先生です。

最近、「叱らない=なんでもOK」にしてしまっているご家庭が増えています。
でも、それって本当に子どものためになっているのでしょうか?

目次

「叱らない子育て」の落とし穴

「子どもだから仕方ないよね」
「イヤイヤ期だし、今は見守るべきでしょ」
「怒ったら自己肯定感が下がりそうで…」

こんなふうに、“叱ること=悪”と感じている方も多いかもしれません。

でも、子どもは「何が良くて何がダメか」を教えてもらわなければわかりません。
このまま大きくなると、困るのは子ども自身です。

たとえば――

  • ルールが守れない
  • お友だちとトラブルになりやすい
  • 社会の中で自分本位になってしまう

だからこそ、「叱らない」ではなく、“どう伝えるか”を大切にすることが必要です。

モンテッソーリ教育における「叱る」と「伝える」

モンテッソーリ教育では、「叱る」ことを感情的に行うのではなく、
子どもが納得できるように、冷静に理由を伝える関わり方を大切にしています。

さらに大切なのが、まずは“共感”すること

「○○したかったんだね」と子どもの気持ちを受け止めることで、
心が落ち着き、大人の言葉を受け入れやすくなります。

✨“共感→理由”で伝える実例

✖NG例

「なんでそんなことするの!」「いい加減にして!」

→ 怒られていることは伝わっても、なぜダメなのかが伝わりません。

◎OK例

「おもちゃ取られちゃって嫌だったんだね。でもね、お友だちを叩くのはダメ。叩かれると痛いし、悲しい気持ちになるよ。」

  1. 共感「嫌だったんだね」
  2. 伝える「でも叩くのはダメ」
  3. 理由「痛いし、悲しい気持ちになるから」

この流れが、子どもの社会性や思いやりを育てる土台になります。

本当に子どもが幸せになる“伝える子育て”とは?

子育ては、「叱らないこと」ではなく、
「伝え方」を工夫することがポイントです。

  • 感情をぶつけず、冷静に
  • 子どもの気持ちを受け止めてから
  • 理由をわかる言葉で伝える

こうすることで、子どもは

✔なぜダメなのか
✔どうすればよかったのか
✔どんな気持ちがあったのか

を少しずつ理解し、自分で考えて行動できる力が育っていきます。

まとめ|“ダメ”の前に「わかってくれる大人」がいることが大切

叱らないこと=やさしさ、ではありません。
本当に子どもを大切に思うなら、「わかってるよ」と伝えたうえで、「ダメなことはダメ」と教えることが必要です。

子どもが社会の中で自信を持って生きられるように、
今日から“叱る”ではなく、“共感して伝える子育て”を意識してみませんか?

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この記事を書いた人

よしだゆかのアバター よしだゆか 共育コンシェルジュ®️ モンテッソーリ講師

四姉妹の母。モンテッソーリ教育をベースに、これまでに8,500人以上の親子をサポート。子どもの“生きる力”を育む関わり方を、講演・講座・個別相談・メディア出演などを通じて伝えています。
また、親子向けの体験型イベントを多数企画・運営し、企業・自治体との連携実績も多数。こうした地域密着の活動が評価され、「令和5年度「大分県女性のチャレンジ賞」」を受賞。

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